というわけでいろいろ試してみた.
まずはじめに文字の扱い.
文字は#\のあとにその文字を書く.h,e,l,l,oからなるリストは,
'(#\h #\e #\l #\l #\o)
でできる.
で,文字列.
文字列はほかのプログラミング言語と一緒で””で囲めばよい.helloという文字列は
"hello"
で表せる.
複雑な処理をしようと思うと,基本的にはsrfi-13という文字列ライブラリがあるので,それを使えばよい.
というわけで,最初に
(use srfi-13)
これでライブラリの読み込みができた.
で,
(string->list "hello")
とすると,文字列⇒リストの変換.
(list->string '(#\h #\e #\l #\l #\o)) ; "hello"
とすると,リスト⇒文字列の変換.直観的.
大文字,小文字の置き替えは,
(character-upcase #\a) ; A (string-upcase "hello") ; HELLO (character-downcase #\A) ; a (string-downcase "HELLO") ; hello
でOK.
頭文字だけ大文字にする時は
(string-titlecase "hello world") ;Hello World
でOK.
部分文字列の取り出しは
(substring "Hello World!" 6 11) ;World
で,6文字目から11文字目の前まで取り出せる.
連結,分割も簡単
(string-append "hello" "world") ; "hello world" (string-join ("hello" "world") ", ") ; "hello, world" (string-join ("hello" "world") "||") ; "hello||world" (string-split "hello world" " ") ; ("hello" "world")
正規表現は,#/正規表現/で表せる.
その正規表現にマッチするかどうかのテストは
(rxmatch #/test/ "hellotestworld")
マッチした結果を使って何かをしたいときは上のrxmatchを使って
(rxmatch-if (rxmatch #/test/ "hellotestworld") (str) str "not match")
これは,マッチすればマッチした部分を(str)に入れて,strを,そうでなければ”not match”を返す.要は if-then-elseな文.
マッチした文字列を置き換えたいときは
(string-replace #/test/ "hellotestworld" " TEST ") ; hello TEST world"
でOK.
文字列まわりの関数で使いそうなやつを一通りおぼえた.