先日書いた記事では,LEMON Graph Libraryをhomebrewでインストールしようとしてうまくいかないという話だった.
今回,うまく行ったのでメモ.
手順としては,gccの新しいやつをいれ,それを使ってlemon-graphを入れれば良い.
lemonはgccの新しいやつでないとコンパイルが出来ないらしい.
まず,gccのインストールは
brew tap homebrew/versions brew install gcc49
これでgccの4.9が使えるようになる.
そして,次はlemon-graphをgccを使って入れる.
ここでは, –interactive オプションが重要.
まず,COINORのリポジトリを追加して,
brew tap dpo/homebrew-coinor brew install lemon-graph --interactive
これを実行すると,シェルに戻ってくる.
ここで,手動でビルドしてインストールすれば良い.
lemonのバージョンが1.3でgccが4.9の場合
cmake -DCMAKE_C_COMPILER=/usr/local/bin/gcc-49 -DCMAKE_CXX_COMPILER=/usr/local/bin/g++-49 -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/Cellar/lemon-graph/1.3 make make install exit
することで,brewによるインストールが完了し,元のシェルに戻る.
これで無事LEMON Graph Libraryが使えるようになった.
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