画像処理におけるマルチスレッドの利活用(OpenCV編)

次のエントリではもうちょい具体的なソースコードを書く.かも.といった手前,別のエントリは書けないということで,具体的なコードを書いてみる.

今回のコードはC言語とOpenCVを使った例.動作確認はしていないので注意*1.なお,キャプチャ部分はOpenCV.jpのサンプルコードからパクリました.

ちなみにCreateThread(windows.h)を使っているのでWindows専用です.

#include <windows.h>
#include <cv.h>
#include <highgui.h>
// スレッドに渡すデータをまとめた構造体
struct captureparam{
CvCapture *capture;
IplImage *temp;
};
// スレッドで実行する処理(画像のキャプチャ)
void capturethread(struct captureparam* cap){
cap->temp = cvQueryFrame (cap->capture);
}
int main(int argc, char *argv[]){
CvCapture *capture=NULL; // キャプチャ用の構造体
IplImage *temp=NULL;     // 画像(撮影予約用「temp画像」)
IplImage *img=NULL;      // 画像(実際の処理で使う「画像」)
// GUIの初期化
cvInitSystem(argc,argv);
cvNamedWindow("captured",CV_WINDOW_AUTOSIZE);
// キャプチャ用構造体の初期化
capture = cvCreateCameraCapture (0);
// 1枚目の画像の準備
temp = cvQueryFrame (capture);
img=cvCloneImage(temp);
// スレッドに渡すデータの準備
struct captureparam cap;
cap->cam=capture;
cap->temp=temp;
// メインループ
while((char)cvWaitKey(10)!='q'){
// “撮影予約”処理.スレッド作成し,ハンドルを保持する
HANDLE h=CreateThread(NULL, NULL, (LPTHREAD_START_ROUTINE) capturethread, &cap, 0,NULL);
// ここから img を使った時間のかかる画像処理
// このとき,tempの方をいじってはいけません
cvShowImage("captured",img);
// ここまで
// 先ほど撮影予約した処理が終わっているか?
//(撮影が終わるまで待つ)
WaitForSingleObject(h);
// スレッドはさようなら
CloseHandle(h);
// 撮影した「temp画像」を処理で使う「画像」へコピー
cvReleaseImage(&img);
img=cvCloneImage(temp);
}
// いろいろ終了処理
cvReleaseCapture (&capture);
cvDestroyWindow("captured");
cvReleaseImage(&img);
return 0;
}

追記

画像処理におけるマルチスレッドの利活用(OpenCV編):Linux版を書きました.Linuxユーザはこのpthread版を見てください.

*1:だれか報告してもらえると助かります

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です