SSHのリモートログインは結構面倒
SSHを使ってリモートのサーバにログインするときに,ホスト名がめちゃくちゃ長かったり,ローカルとリモートでユーザ名が違ったりすると
ssh [ユーザ名]@[ホスト名]
という感じに長いホスト名を書いたり,いちいちユーザ名を書いたりと,結構面倒.
あと,ポートフォワーディングも,毎回指定するのは結構面倒.
Windowsだと,puttyやpoderosaなどのsshクライアントが設定を保存してくれるので,ダブルクリックだけで接続できるけど,LinuxやMacではそうもいかない.
~/.ssh/config に設定を
実は,ユーザごとの設定ファイルがあって,ここに接続先毎に設定を書いておけば,簡単にSSHが使えるようになる.例えば,hogehoge.comにfoobarというユーザ名でログインする場合,この設定の名前をhogeとすると,
Host hoge User foobar HostName hogehoge.com
と書いておくだけで,
ssh hoge
でログインできるようになる.
さらに,ローカルの8080番ポートをpiyoの80番ポートにフォワーディングする場合は,
Host hoge User foobar HostName hogehoge.com LocalForward 8080 piyo:80
と書くだけで,
ssh -L 8080:piyo:80 foobar@hogehoge.com
に相当するコマンドが
ssh hoge
でOKになる.頻繁にSSHする人には非常におすすめ!
他にも設定項目はたくさんあるようなので,興味のある人はSSH_CONFIGを参考に.